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台風と季節来遊魚

こんにちはー。つかさです
やっぱり久々の登場ですね~夏はなかなか・・・ね 笑
台風来てますねーーダイバーにとって一番といっていいほど嫌われる台風今年は少ないなぁ・・・と思っていたら来ちゃいましたね
あーしーたーかーらーみーやーけーじーまーツーアー
まぁ、明日の夜からなので大丈夫だとは思いますがっ晴れますように
ちなみに、日本近海で1年間にできる台風の数って何個くらいか知ってます?
答えは・・・
約28個
らしいですよお・多い・・・
今年はまだ4つしかできてないってことは・・・あと24個もできるのかーー
ま、あくまでも目安の数なので、そこまでできるかわからないですけどね
そうそう、台風ってみんなに嫌われますが、実はダイビングで見られる(特に伊豆半島や和歌山、相模湾など)魚たちと深~い関係があるんですよ
台風って、フィリピンやインドネシアなど海が暖かい場所で発生することはご存知ですよね?台風は、太平洋高気圧の勢力が強い8月にはあまり日本に上陸することはありませんが、太平洋高気圧が弱まる9月~10月は日本に上陸する回数も多くなっていきます←台風の知識としてぜひ覚えておいて下さい
話し変わって・・・
『季節来遊魚』って言葉聞いたことありませんか?
季節来遊魚とは、その名の通りある季節だけ見ることのできる生物たちのことを言いますそのある時期というのが、水温が暖かくなり、台風が発生する8月~11月頃なのです
台風が発生して日本に近づくと、台風によってできた潮の流れやうねりや波に乗って暖かい海から南国の魚たちの卵や稚魚がやってきます
流れ藻や漂流物にくっついてやってくるのだそうです
これが相模湾や伊豆半島、和歌山などの穏やかな沿岸にたどり着き海水温が暖かくなる8月~11月に多く見られるようになるのです
もちろん、台風だけでなく黒潮などの暖かい流れに乗ってやってくるものもいますが、台風も私たちの眼を楽しませてくれる一つの要因になっているんですね
季節来遊魚の代表格としては、『クマノミ』や『ミツボシクロスズメダイ』、『各種チョウチョウウオの幼魚』『ムレハタタテダイ』などを良く見かけます珍しいものだと『ニシキフウライウオ』や『フリソデエビ』、大物だと『オニイトマキエイ』や『ツムブリ』『ギンガメアジ』などが有名です
台風の直後は時化ていて危険ですが、台風の影響が消えた頃にダイビングに行くと、かわいくて珍しい季節来遊魚たちが見られるかもしれませんね
今年の季節来遊魚は何が見られるのか、いつも楽しみです台風が発生すると潜れなくなることもありますが、台風後の海は夢がいっぱい詰まったまさに、夢の海なのです
台風でブルーにならずに、台風後の海に期待しながら待ってみるのもまた良いのでは??