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カレイが手紙を


昨日ニュースやブログで話題だったので知っている人も多いと思いますが、千葉の底引網にかかったカレイの背中になんと手紙がくっついていて、それが15年前のものだったというのです!

川崎市の小学校の行事で、小学生の女の子が風船に手紙をつけて飛ばしたのが始まり。風に乗って風船は飛び、房総沖の水深1000メートルの底に住むカレイの背中にくっつきました。手紙は完全に読めるほどよい状態で、漁師さんが小学校に連絡して差出人が判明しました。現在21歳の大学生だそうです。当時は友だちに返事が来ていたのに自分の手紙には返事が来なくて悲しかったそうです。まさか今になってくるとは・・・

15年も前の手紙がしかも水深1000メートルでなぜ平気だったのでしょうか?ひとつはつるつるした水をはじく紙であったことと、油性のマジックで書いたことが良かったようです。また手紙がカレイの体に張り付いて体液に保護されたから保存状態が良かったという説もあります。

差出人は「長く海底にあったものが今ごろ拾われるなんてびっくり。本当にこんなことがあるんですね。がんばったカレイにはありがとうを言わないと。食べたらかわいそう」とのことですが、このサメガレイは何事もなかったように競り落とされ、出荷されたということです。

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