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「家庭用クリオネ飼育キット」

北海道流氷ダイビングのシンボルともいえるクリオネ。貝殻の無い巻貝の一種でウミウシのイトコのような生物です。キューピッドも北海道流氷ツアーでお目にかかっていますが、意外と小さくて2センチくらいの大きさです。あまり見られない年もあれば、波打ち際にクリオネがゴロゴロ・・・という年もあります。なんといっても透明な体と特徴的な泳ぎ方で北国のアイドル的存在です。

そんなクリオネですがなんと!来春には「家庭用クリオネ飼育キット」が発売されるなんて噂があります!ホントにクリオネを入手して、個人的に飼育することは可能なんでしょうか?

「家庭で育てられますよ。クリオネは流氷にへばりついてオホーツク海に来るので、1月半ば~3月の流氷シーズンに、北海道の紋別や網走、稚内などの海岸で採取できます。ただし海で捕獲すると漁業権違反になるので、砂浜に打ち上げられた流氷から採取してください。クリオネを扱う業者もあるようですよ。クリオネの生息温度は0~4℃が適しているので、冷蔵庫など温度を保てる場所で飼育してください。あとは、どこの海の海水でも構わないので、海水で育てること。1~2週間に一度、海水は取り換えてくださいね」(紋別商工会議所)

とはいってもエサのミジンウキマイマイはどこで入手するのでしょう。。。自然界でもクリオネはなかなか餌にありつく機会がないらしく、半年から一年くらいは絶食状態で生きているらしいので、頻繁にはいらないでしょうが・・・。

水族館で展示されているクリオネを見たことがありますが、けっこうな数が水底に瀕死で沈んでいてかわいそうでした。やっぱり天然で見るほうがいいですよね!・・・でも噂の「悪魔のような」捕食シーンは見てみたいな~!

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