キューピッドダイビングスクール

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ポニョ②


「ニモ」はカクレクマノミという実在する魚がモデルですので、ダイビングすれば見られないことはありません。沖縄にはたくさんいますし、伊豆にもクマノミはいます。しかしポニョは淡水魚の金魚がモデルですので、海の中で見ることはできません。

しかし!先日ダイビング中にポニョっぽい生物を発見しました!何人かのお客様に見せたところ、確かにポニョっぽいとそこそこ好評でした。その生物とは・・・
「オオメアミ」というエビです。1~2mmくらいのゴマつぶみたいなエビで、海藻やロープの上数センチの中層に群れています。群れの下からそっと手を差し入れると、群れが手の上に乗ってしまいます。手の上数センチでゴマつぶがうろうろ泳ぎます。オオメアミは「大きい眼のアミ(エビ)」という意味なのですが、名前の通りかなり大きい眼が特徴です。・・・とはいっても体に対して大きいということでゴマつぶくらいの体ですからよくはわかりません。

昔からオオメアミは好きで、ガイド中にお客様に見せたりしていました。黒い個体が多いのですが、縞模様がいたり黄色がいたり、いろんな色模様のがいます。その中で赤やオレンジの個体がすごくポニョっぽいことに気がついたのです!まるいおなかと尻尾の感じが、ポニョっぽいのです。大きさからいうと「ポニョの妹たち」のほうがあってるのかなー。

オオメアミは生態についてはよくわかっていない生物だそうです。夏から秋にしか見かけない気がします。今ならほうぼうで見られますのでぜひぜひ「ポニョっぽい」かどうか観察しましょう!

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