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ピカチュウ

昨日は総勢15名という大所帯で日帰り大瀬崎に行ってきました。朝お店を出発する時には大雨でどうしようかと思いましたが、大瀬崎に近づくにつれ雨も止み、晴れ間もちらっと見えるくらいになりました。
人数が多いので2チームに別れダイビングをスタート。1ダイブ目はマンボウ前からエントリー、目指すは-25mのコンクリートブロックです。ここはウミウシの宝庫で、これからの季節はたくさんのウミウシが観察できるところです。今年もミズタマウミウシやツノザヤウミウシ、ゴマフビロウドウミウシなどが目撃されています。
ただしここは-25m、ウミウシに熱中して写真を撮っていると、あっという間に減圧不要限界が近づいてきます。このときはミヤコウミウシの幼体やミジンベニハゼなどもいて、けっこう長いこと深いところにいたので浅場に移動しましたが、途中-18mの漁礁でなにやらお客様のKさんとYさんが熱心に写真を撮っています。コンピューターを見てもそろそろ厳しいという表示が出ていましたので、KさんとYさんに浅い方へ移動するようにお願いしました。
さて海から上がってくるとKさんが「これってピカチュウかなあ?」とデジカメを持ってきました。まさにピカチュウ(ウデフリツノザヤウミウシのこと。ダイバーのアイドル。)が写っているのを見て一同「ええーっ!?そんなのいたのーっ」とびっくり。なんでも大きさは5mmくらいの超プリティサイズだそうで、発見したのでとりあえず近くにいたYさんに見せ写真を撮ていたそう。。。この日はピカチュウ狙いで来ていたお客様もいたのでとっても悔しがって「教えてくれればいいのにーと」と言っていましたが、教えようと思ったら私に呼ばれたので上がってきたそう。。。
悔しい!のと5mmのピカチュウ見たいっ!のとで2ダイブ目はピカチュウチームを結成、武藤率いるプーさん(大瀬崎は水中にクマのプーさんが沈んでいるのです)チームと別れ再び-18mの漁礁へ。しかし・・・いない!探しても探してもさがしても見つかりません。どうやら移動してしまったようです。かなりしつこく探したのですがさすが5mm、発見することはできませんでした。ウミテングやミズヒキガニなど見られダイビング的には良かったのですが、ピカチュウチームと銘打って来ただけにちょっと残念でした。
敗北感に包まれながらマンボウ前から帰ってくるとプーさんチームはもう上がっていて片づけ中。「うーんピカチュウいなかったよー。悔しいなあ」と話す私のところにプーさんチームからYさんがやってきて「これってピカチュウかなあ?」とデジカメを持ってきました。そこに写っていたのはまぎれもなくピカチュウ。。。