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沈船

こんにちわ、スタッフ武藤です。ホント辛いっす花粉が!斉藤と共に敏感に反応しております。
沈船について調べていたところ思わぬものが見つかりました。
場所は和歌山県串本町!串本といえば紀伊半島の突端に位置しています。
この串本は、冬でも水温が20℃ぐらいと暖かく伊豆の海と沖縄の海を足して割ったような
感じの生物層の海です。ビーチから見れるテーブルサンゴは素晴らしいものがあります。
そんな串本で1890年(当時明治23年)に座礁したフリゲート艦「エルトゥールル号」の
引き上げプロジェクトが始まりました。
このエルトゥールル号はオンスマン帝国の木造軍艦で、トルコに帰国する際に台風に
巻き込まれ紀伊大島沖で岩礁に激突、ばらばらに破壊されたとのです。
その際に、紀伊大島の人々が遭難者を助けたことから、トルコとの国際交流が
始まったそうです。
トルコや日本、スペイン、アメリカなどの4カ国で組織される調査団は、遭難した海域(深さ5~20メートル)を
水中音波探知機と磁気探知装置で調べ、機関部やボイラー、マストなど軍艦の一部や遺品が沈んでいる場所を特定
、潜水調査を行った結果、剣の柄の部分や弾丸、食器の一部などが見つかったそうです。
詳しい模様がトルコ語なのでわかりませんがこちらのホームページで見られます。
エルトゥールル号
水深5~20mだと私たちダイバーでも潜れそうです。これは潜ってみたいですね~!
引き揚げは来年以降になる見通しだそうです。
世界にはまだ身近なところでたくさんの財宝を積んだ船や遺跡などがあるかもしれません。
身近な伊豆の海でも見つかればおもしろいのにな~って思ってしまいます。
まさに現代のレックダイビングだな~おいらも参加してみたいと思う今日この頃です。