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2019/11/13 上手なダイバーの特徴
こんばんは!キューピッドちゃーりーです。
昨日インフルエンザの予報接種を受けてきたんですが、最近の注射って
一昔前よりもあまり痛くないような気がします。
昔はもっと針が痛かったような気がするんですが気のせいでしょうか?
技術の進歩なのか or
それとも個人的な老化なのか?笑
さて、本日は上手なダイバーの特徴
改めて考えてみました。私は以前海外リゾートで働いていたので経験が浅い初心者から経験本数が多い方、定期的に外国人の方々と潜る機会も多かったですし、スキル的に上手だったり、写真的に上手だったり、安全管理が出来ている方や、マナー等色々な考えさせられますが…
1.PPBのスキル
まず単純な中性浮力をピタっと取るだけだったりフォームがとても綺麗に泳ぐ身体的なスキルだけなら海外の方よりも日本人の方が上手な方がやや多い気がします。
(勿論個人差はあります)
但しダイビングが上手なのはどっち?
と聞かれると話はまた別になります。
個人的には外国人ダイバーの方が上手な方が多いような気がします。
そう感じさせる理由は一体何故なのか?
それはずばりバディダイビングの回数の多さと意識の高さだと思います。
2.ポジション取りのスキル
日本人のダイバーの方ってガイドに付いていくだけで、あんまり考えた事無いんじゃないんでしょうか?
自分がどこの位置にいた方がバディダイビングやチームに対して見やすく、そしてより安全なのか?
ここはある程度の本数を潜っている海外ダイバーと随分違いを感じます。
3.ブリーフィングをしっかりと聞き、危険予想やルートを考えられる
外国人ダイバー達は結構バディダイビングをして潜っています。
その為ブリーフィングの質問も日本人よりも多く、万が一の危機管理能力も高い方が多いと思います。勿論、日本人の方は安全管理は決して低くは無いですが事前に自らダイビングプランをしっかりと立てて潜っている方はあまり見かけない。言われるとキチンと正確にやるんですけどね。
4.マナーの良さ
幾ら100本200本潜ってPPB等のスキル自体が高くてもサンゴをつかんだり、魚を追いかけまわしたり、【いつもと同じですよね?】と勝手に判断してガイドの指示に従わなかったり、手順を面倒くさがって無視したり、違う方向に泳いでチームの輪を乱したりする方は下手だとはっきり思います。
私が海外で働いていた時に個人的に経験したのが、ブリーフィング中に【流れがあるのでそういう場合には岩に掴まって下さいね】と言ったら、後日PADIアメリカ本部から審査が入りました。【え!?なんで!?】と思ったんですが、結果的にはその時は意思の疎通が上手く行かなかったらしく【流れがある時はサンゴでもなんでも良いから掴まれ!と指示していた!】と誤解されて報告されたようです。水中の物に触れること自体が基本的にタブー!特にサンゴや生物のような物には比較にならない程強い意識を持っている人たちも海外ダイバーには大勢います。もしPPBが苦手ならその分少し離れて観察しようという意識がとても高かったのは印象的でした。
しかし上記の様なダイビングを定期的に繰り返していく内に身体的スキルはそこそこでも、本当に意味で上手なダイバーに早くなっていけると思います。
100本200本と潜っている日本のベテランダイバーと呼ばれる方々はその中で果たして
【ガイドなしで何本自分達だけでバディダイビングをした事がありますか?】
そういう方こそ、すごく簡単なポイントで良いので、
たまにでも良いですから、まずはバディダイビングをしてみて欲しいな。
と思います。本当の意味で上手なダイバーになれますよ。
自立したダイバーへと。
それには、ダイビングスキルをマスターしたうえで正しい知識と意識とマナーが必要です。それはすぐに出来るわけではないのでキューピッドで「安全に楽しくダイビング」が出来るように!本当の意味で上手なダイバーになれるようにお手伝いさせて頂ければと思います。