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2018/7/20 この時期に駿河湾に一番近づくのが…。
こんにちは!
今日から週末は田子ツアーや富士五胡の本栖湖ツアーへと海へ山へと行ってきます(^O^)/天気も連日良さそうなので…
ダイビングが快適☆彡
になりそうな気配ですね~!!
本栖湖はキャンプも兼ねているのでダイビングだけども湖で潜る一風変わったこの時期ならではの山の過ごし方も出来ます!
一方の田子は今週末もありますし来週末も田子のブルーウォーターと呼ばれる黒潮の本流に乗ったドリフトダイビングを堪能してくる予定です(^O^)/
今日はちょっと黒潮のお話になったので海のお話でもしましょうか!
皆様がご存知の黒潮!伊豆に一番近づく時期はいつだか知っていますか?
そう!察しのつく方なら分かったと思いますが、この夏の時期が一番黒潮が駿河湾に接近する時期になります(^O^)/
伊豆の南岸には黒潮が流れていますが、そもそも…。
フィリピン諸島の赤道近くの東側から北に向かう黒潮の流れはその後…
台湾→西表→石垣島→沖縄→九州→四国→紀伊半島→伊豆諸島→房総半島→東太平洋へ→Uターン→黒潮南西へ→黒潮へ再度合流→上記を繰り返す。
(黒潮再循環流と呼ばれています)
の順番で流れてくる世界でも最大級の海流が【黒潮】です。
(ちなみに世界2大海流と呼ばれていて、一つは黒潮。もうひとつはアメリカアメリカ東岸を北上する北大西洋のガルフストリームです。)
黒潮の名前の由来は科学的に考えると理解しやすいのですが、高塩分である事!
が最大の特徴です。北海道や東北に流れている親潮に比べると栄養塩濃度は1桁も少ない貧栄養プランクトンの海流が黒潮です。ただし、このプランクトンが少ないお陰で透視度が世界的に見ても非常に高く、この青さが遠くから見たときに濃い青(黒っぽくみえる)→黒潮の名前の由来が来ています。真潮(ましお)。本潮(ほんじお)。桔梗水(ききようみず)とも表現されます。
(沖縄エリアが世界屈指の透視度を誇る理由がここにあります)
黒潮の幅が日本近海で約100キロ程です。
最大流量が4ノット=時速7.4キロ。
になります。ちなみに水中スクーターが時速約4キロほどなので、水中スクーターのMAXの1.5倍以上に流れの速さになります。大した事ないように思えますが、黒潮の全体がこの速度で絶えず流れ続けているので相当なパワーです。
あ!ちなみに来週末の田子のブルーウォーターダイビングはこの黒潮の流れの本流に乗るアドレナリン溢れるダイビングになります(^O^)/
だからこの時期限定なんですね~!
(こちらの写真は田子のシーランド様のブルーウォーターダイビングの写真です)
なんでも本流は透視度は50メートル程とか…黒潮を好むハンマーヘッドシャークやジンベイザメ、シイラ、マンタ等にもブルーウォーターなら観察する事が出来るかも!?
凄すぎる!!
なので、伊豆の有名ポイントの一つである神子元の旬の時期は初夏~初秋ぐらいがハンマーヘッドシャークの大群が現れて観察する事が出来るんですね!
そんなこんなを一応考えながら私たちスタッフはツアーを組んだりしています(^O^)/
ダイバーならこんな雑学もたまには!ですね!
旬の海や狙いたい海がより明確になるので楽しみが増えますよね!
(特設リクエストツアーもやっていますので行きたい海があれば教えて下さいね)
そんなこんなでダイビングするにはとても良い時期です☆彡
猛暑の影響もあって海が普通にめっちゃ快適だし(^O^)/
黒潮は待ってくれないのでたくさん遊びに来て下さいね~☆彡
そして今週末からのブログをお楽しみに~(^O^)/