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2018/7/13 DAN JAPANって何?と聞かれて…
こんにちは!キューピッドちゃーりーです!
今週末の3連休は天気も快晴予報で良い感じになりそうですね!
暑すぎて熱射病にならないように意識的に水分補給して週末楽しんで行きましょうね!
さて、本日はこの前お客様から言われたこの一言が個人的に気になったのでブロブを記載します。
丁度今週末はレスキューダイバー講習が開催される予定なのですが
(ご参加予定の方は楽しんで行きましょうね☆)
その事前の学科講習中にお客様からこんな一言…
【DAN JAPANって何?】という事でした。
おぉ…日本人ダイバーなのにDAN JAPAN知らないのかぁ…と感じたんですね。
元々アメリカにDAN というのがあり…
スキューバダイビングの安全に専念するダイビング業界最大の協会であるDivers Alert Networkの略です。30年以上にわたってスキューバダイバーに奉仕しており、緊急支援、医療情報資源、教育機会などを提供しています。
それを真似したのがDAN JAPANという認識で大丈夫なのですが…
DAN JAPAN -ダンジャパン-とは、(財)日本海洋レジャー安全・振興協会が行うレジャー・スキューバ・ダイビング事故者に対する緊急医療援助システムのことです。
潜水病などにかかった場合には、潜水医学に精通した医師と再圧タンク等の治療施設が必要であり、事故者を早期に治療できる体制の確立が望まれたことから、アメリカのDANをモデルに、平成4年1月「DAN JAPAN」が発足しました。
アメリカ、ヨーロッパ、南アフリカ、アジア・パシフィック、そして日本の5つをキーステーションに、インターナショナルDAN(I-DAN)を組織し、相互に協力しています。
DANJAPAN会員には水指導団体カードのCカード所有者、またはその事業主旨に賛同される方であればどなたでも会員になれるのですが、メリットの一つとしてDAN JAPAN会員であれば、海外でダイビング事故に遭ったとしても、スムーズに救助、搬送、治療を受けることができます。
ダイバーなら海外で潜る事も多々あると思いますので便利ですよね!
もちろん、日本国内での上位のように万が一のダイビング事故の際にもDAN JAPAN会員であればスムーズな救助や搬送、治療を受ける事が可能です。
DAN JAPANの潜水医学の日本での減圧症に関する有名な病院といえば関東にある【東京医科歯科大学付属病院】や【東海大学医学部付属病院】等が有名で関西等の方々が減圧症(DCS)に羅漢した際にはこちらまで良く来るそうなので関東のダイバー達は恵まれている状況の中でダイビング出来ています。ダイバーなら知ってる潜水病である減圧症(DCS)の治療には 高気圧酸素治療室といわれるチャンバーの中に入って酸素を吸うことになります。体内で気泡化した窒素を加圧することで小さく溶解させて肺の中で酸素を取り入れて窒素と酸素をガス交換させゆっくり大気圧に戻すという治療が必要になります。治療法には減圧室の再圧チャンバーが必要でアメリカ海軍が開発したT5テーブル=減圧室を水深18m(2.8気圧)まで加圧したテーブル5(約二時間半)(患者の気泡が限局的な場合使用します)とか同じく減圧室を水深18m(2.8気圧)まで加圧するテーブル6(約五時間)(一般的な治療法)治療法が治療効果が高いといわれています。地方でダイビングした場合に羅漢してしまった場合には応急処置として純酸素を吸うのもとても有効です。
ちなみにもし減圧症になったら【東京医科歯科大学】の場合は…
こんな流れみたいですね。
http://www.tmd.ac.jp/med/hbo7/guide01.html
ダイビングコンピューターを持って控えめにダイビングをしよーっと!
と思ってくれれば幸いです。
(レクリエーショナルを超えたテクニカルダイビングは危険度も高くなるので推奨は決していませんが、少なくともインストラクターはテックダイビングをするしないに関わらず減圧症の知識をさらにテックを通じて知っておいた方が良いでは?と個人的には思っています。全てのインストラクター達やダイビングサービス様が正しい加速減圧までの知識を備えていたらより安全なレクリエーショナルダイビングが出来るのでは?と最近感じています)
DAN JAPAN は任意の会員制で成り立っているので強制ではありませんが定期的な会報が発行されていますので
具体的なインシデントのダイビング事故を学ぶことができます。
さらに意識が高くなるので控えめなダイビングや安全性も増すと思いますでのオススメではあります。
普通に保険にもなるし(^^♪
もし興味があれば入会して見てくださいね!
安全に楽しくダイビングをしてくれるきっかけとなればと思います。
下記DAN JAPAN のサイトです。