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2018/11/2 サンゴの事を考えてみる。まだ2018年だし!
こんばんは!キューピッドちゃーりーです。
11月に入って2018年も残り2か月となりましたね~!はやーい!
2018年も残りわずかとなってしまいましたが今年はサンゴ礁年なのでPADIショップとしてたまには真面目なお話です笑。
(サンゴ礁生態系保全の国際協力の枠組みである国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)が2018年を3回目の「国際サンゴ礁年」環境省(IYOR: International Year of the Reef)に指定しています。
キャッチフレーズは、「つながる、広がる、支えあう」です。)
2015年に発表された研究論文によると、多くの日焼け止めに含まれる化学物質「オキシベンゾン」が、世界各地のサンゴ礁に大きな被害を与え、その存在を脅かしているとのこと。紫外線の遮蔽効果を持つオキシベンゾンは、サンゴのDNAにダメージを与え、その幼生に奇形を発生させ、さらには環境ホルモンとして作用することにより、サンゴを死に至らしめるそうです。(以前から日焼け止めはサンゴに対して怪しいって言われていましたよね)
この2015年調査の共同著者だったクレイグ・ダウンズ博士は、「オキシベンゾンは禁止10種類の化学物質の中で、おそらく最もたちが悪い」と指摘した。
「オキシベンゾンによって水温が低くても白化が起きてしまうし、気候変動の影響を多く受ける」
ダウンズ博士は、もし大規模な白化が起きても、サンゴ礁は本来、数年で回復するはずだという。しかし実際には、世界中でそのような事態にはなっていない。
「海洋生物は観光客がいる場所には戻ってこない」とダウンズ博士は指摘。
「幼生期のサンゴは成長後に比べて化学物質汚染の影響を受けやすい。だからこうした場所は回復しない」
「サンゴ礁のゾンビと言ってもいい。成長後のサンゴだけが残っていて、それがなくなるのも時間の問題だ」
この論文の発表を受けて、すでにハワイでは、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めの販売・流通を禁止する法案が可決されており、2021年1月1日からの施行が決定しています。オキシベンゾンのほか、アボベンゾン、オクティノセート、エチルヘキシルメソキシセノテート、ホモサレート、オクティサレート/オクトクライレーンが、サンゴに非常に有害な成分といわれています。
つい最近のお話ですがダイバー達の御用達でもあるパラオでもハワイと同じように日焼け止めを禁止する事になりました。パラオ政府は、対象となる10種類の化学物質を含む日焼け止めやスキンケア製品の販売・使用を禁止する法律を制定。2020年から施行する予定で、違反者には1000ドル(約11万円)の罰金が科せられるようです。
そこで現在注目されているのが、サンゴに有害な成分を含まない日焼け止め。
酸化亜鉛や蜜蝋、サンフラワーシード油など100%天然成分で作られた日焼け止めで、自然にも肌にも優しいのが特徴。耐水性、保湿性にも優れており、子供でも安心して使うことができます。
上記の商品はキューピッドでも販売可能ですし…
(欲しい方は教えてくださいね)
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(店内にて2時間の学科となります)
日頃から海の恩恵を受けている私達としては、たまにはダイバーとしてこういう事を考えてみるのも良いのではないでしょうか?