キューピッドダイビングスクール

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2022/3/10(海生!)獅子浜ビーチ生!

メンバーの皆さん、こんにちは。

本日は獅子浜に来ております。

本日はいつもより早くお店を出発して海に来ました。

久しぶりに一番乗りで獅子浜に到着いたしました。

天気は晴れ、海況もべた凪です。

地上も水中もダイビング日和です。

本日のお客様はT様、M様、K様です。

本日は2ダイブいたしました。

水中はこんな感じでした↓

お!気づきましたか?

シリンダーに貼ってあるこのステッカーはエンリッチド・エアのステッカーです。

エンリッチド・エアって何?と思う方もいらっしゃると思いますので軽く説明をいたしますと、

簡単に言うと「酸素の割合が多い空気」のことです。
空気は酸素21%、窒素が約79%で構成されていますが、この構成割合を変え、酸素を21%より高めた割合の空気を「エンリッチド・エア」と呼んでいます。しかし実際の目的は酸素の割合を上げることではなく窒素の割合を下げることにあり、これが私たちダイバーに大きなメリットをもたらすのです。

窒素の割合を下げると次のようなメリットがあります。

 

【メリット】

減圧症になるリスクを大きく減らすことができる。

ダイビング中、圧力の増加により窒素の影響が大きくなることはオープン・ウォーター・ダイバー講習で学びますが、特に水中で体内に溶け込んだ窒素は減圧症の原因となるため、ノンストップタイム(無限圧潜水時間)内でのダイビングをすることは安全のうえで最も重要なことですね。

エンリッチド・エアを利用すれば、通常の空気と比較して窒素の濃度が低いため、同じ深度・同じ潜水時間で比較した場合、体内に残る窒素の量を抑えることができ、減圧症のリスクが軽減されるというメリットがあります。

エンリッチド・エアを使用しても、そのぶん長く潜ってしまっては結局体内にとどまる窒素を減らすことはできません。しかし空気を使用した際の限界内であれば減圧症の可能性は減ります。そのため安全意識の高いダイバーの中には空気用の潜水計画を立て、その範囲内でエンリッチド・エアを使用することで安全性を高めるダイバーもいます。

また、エンリッチド・エアは肺の窒素分圧が低くなるため、血液から肺にスムーズに窒素が排出されやすいというメリットもあります(特に浮上時)。上手にエンリッチド・エアを使用して安全にダイビングを楽しみましょう!
 

【デメリット】

一方以下のようなデメリットもありますので注意が必要です。

- 潜れる深度が少し浅くなる
- 酸素中毒の可能性
- 専用の器材が必要な場合がある
- 空気シリンダーに比べてやや高価

もっと詳しく知りたい方は

PADIエンリッチド・エア・スペシャルティ・コース

を受講してくださいね。

このコースを修了すると・・・

エンリッチド・エアという特殊な気体を使用することにより、減圧不要限界を延長でき、水中写真撮影や水中生物観察などがじっくりと楽しめます。

キューピッドはこれからもランクアップしたいお客様や、ダイビングを始めたいお客様のサポートをしていきたいと思っております。

ご質問などどんどんご連絡下さい。

お待ちしております🙌🏽

 

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