キューピッドダイビングスクール

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ウミウシと仲間たち


スタッフ入江です。秋も深まってだんだん透明度も良くなってきました!秋の海をカラフルに彩った季節来遊魚たちも徐々に減り、これからの季節ダイバーの間で人気赤丸急上昇なのがウミウシです。
みなさんはウミウシを見たことがありますか?小さくってあんまり動かなくてそのうえ極彩色で、写真に撮りやすくまたきれいなので特にフォト派ダイバーには大人気です。私もウミウシが大好きで、同じくウミウシ好きのお客様と「キューピッドウミウシ部」を結成し、冬から春は部活動に精を出しています。

ウミウシがどんな生き物なのかの説明はウミウシSPにゆずるとして、ウミウシの話になったときに「アメフラシはウミウシなの?」という疑問がよく出ます。その他にもコンシボリガイやキセワタガイは・・・とよく聞かれます。

答えは「いとこ」くらいの関係といったところでしょうか。ウミウシもアメフラシも後鰓目というグループに属するのですが、この後鰓目はさらに9つのグループに分かれます。一般的なウミウシはそのなかの裸鰓亜目に、アメフラシは無楯亜目に属します。うーん、同じ宝塚歌劇団でも「星組」と「月組」の違いとでも言いましょうか(意味が違ってたらごめんなさい・・・)

9つのグループにはあの氷の海で有名な「クリオネ」が属する裸殻翼足亜目や、これもフォト派に人気のキイロウミコチョウが属する頭楯亜目などがあります。意外とウミウシだと思われていたコノハミドリガイも嚢舌亜目という別のグループ、「いとこ」だったのです分類の「ウミウシ」とみんなが思っている「ウミウシ」にはちょっとズレがあるようですね。

しかし分類はどうあれ、人気者にはかわりませんぜひぜひこの秋冬は海の宝石探しに行きませんか?ウミウシ部も部員募集中ですよ!

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