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ウナギ


やっと関東も梅雨があけましたねー!これで本格的に夏到来!海の季節がやってきましたよ~!

さてさてもう過ぎてしまいましたが、先日7/30の”土用の丑の日”に皆さんはウナギを食べましたか?ウナギって今でも卵から孵して大人になるまで育てる養殖は実現していなくて、海で稚魚をすくってきてそれを育てる養殖だって知ってましたか?

ウナギは淡水魚と思われがちですが、海で産卵・孵化を行い、淡水にさかのぼってくる「降河回遊(こうかかいゆう)」という生活をしています。最近までウナギの産卵場所はフィリピン海溝付近らしいといわれていましたが、外洋域の深海ということもあり長年にわたってその場所は謎でした。しかし2006年にニホンウナギの産卵場所がグアム島沖のスルガ海山付近であることがわかりました。

ウナギは冬に産卵するといわれていましたが、現在は6~7月の新月の日に一斉に産卵するという説が有力です。深海で超大量のウナギが一斉に産卵するのを想像しても怖いですね・・・。

卵から2~3日で孵化した仔魚はレプトケファルス(葉形幼生、Leptocephalus)と呼ばれ、親とは似つかない柳の葉のような形をしています。この体型はまだ遊泳力のない仔魚が、海流に乗って移動するためです。仔魚はフィリピン方面に流れ、黒潮に乗って日本にやってきます。

その後変態してシラスウナギとなります。それをすくって育てたものが「養殖ウナギ」なのです。川にさかのぼったウナギは大人になるまで過ごし、小笠原を通ってまたグアムまで行くのです。そんなに泳ぐんだ~ウナギ。

ちなみに土用とは季節の終わりの18日間を指します。クローズアップされるのは夏だけですが本来は全ての季節に土用があります。江戸時代に、商売がうまくいかない鰻屋が平賀源内の所に相談に行ったところ、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧められました。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛したところから土用の丑の日にはウナギを食べる習慣ができたようです。ということは”う”どんでも”う”ーロン茶でもいいってこと?

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