キューピッドダイビングスクール

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青くてアブナイあいつが増えている


こんにちはスタッフ入江@今日は赤羽店です。昨日の風はすごかったですね~。キューピッドツアーも西風にやられ全チーム東伊豆に集結しました。
最近はほんの少しですが気温も上昇傾向で春の訪れを感じますが、昨日のツアーでも各種ウミウシがたくさん出ていたり、ほうぼうでダンゴウオのウワサが聞こえてきたり、海の中にも春が確実にやってきている感じですね~。

さてさて水が温かいといえば最近熱帯性のタコ「ヒョウモンダコ」が話題になっていますね
見たことある方もいらっしゃるかと思いますが、10センチ程度の小さいタコです。黄色にメタリックの青い斑紋がとてもきれいなタコです。
・・・がこのタコ、小さいけれど注意が必要なのです。なぜなら猛毒を持っているからなんです~。
普通タコはスミを吐いて敵の目をくらまして逃げますが、ヒョウモンダコにはスミを貯めておくスミ袋がありません。
そのかわりにそこに毒を貯めてあり、敵に襲われると噛み付いて相手に毒を注入するのです。
しかもその毒は「テトロドトキシン」といってフグと同じ毒なので、もし噛まれたら大変なことになります。
ごく少数ですが死人が出たこともあります。

このタコが最近海で多く見られるようになっていて被害が心配されています。本来は南国の生物なんで伊豆ではそんなに見ないんですが、やっぱり温暖化で水温が高くなって日本にも進出してきたんですかね。。。
海で見かけても絶対に触らないで下さいね~。

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